まちづくりの見取り図 ── 国土から建築まで、制度はつながっている
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まちづくりの見取り図 ── 国土から建築まで、制度のつながりで読む
まちづくりの制度は、法律ごとに縦割りで語られがちです。けれども実務で困るのは、
たいてい法律と法律のあいだにある隙間のほうです。
このページは、国土の大きな方針から、目の前の一棟の建築までを、
つながりの順に並べた地図です。読みたいところから入ってください。
全体像 ── 一枚の絵を描く手順として
①
土台
土台
国土利用計画法
全国土を5つの地域(都市・農業・森林・自然公園・自然保全)に区分する。キャンバスを用意する段。
②
下書き
下書き
都市計画法
どんな街にするか、どこに何を建てるか、道路や公園をどこに通すか。全体の設計図を描く段。
③
彩色
彩色
建築基準法/各種事業法
設計図にしたがって、実際に基準を当て、事業を動かし、建物とインフラを形にする段。
歴史的まちづくり、脱炭素、人口減少への対応、官民連携は、
この三層の上に横断的にかかるテーマとして位置づけています。
Ⅰ
歴史的経緯
制度がどう積み上がってきたか。ここを押さえると、いまの条文の理由が見えてきます。
日本の都市・建築法制の100年銀座の大火、1919年の二法、帝都復興、1968年の線引き。危機のたびに書き換えられてきた百年公開中新産業都市が残したもの1962年の拠点開発方式と1968年の線引きが、地方都市の土地利用に残した半世紀の負の遺産公開中焦土から、コンパクトシティへ戦後八十年を四期で読む。ドッジ・ラインで半減した復興計画、名古屋の100m道路、富山の南北接続公開中都市計画制度の150年1888年の市区改正条例から2014年の立地適正化計画まで。主体・対象・手法の三つの軸で追う公開中シャウプ勧告から現在まで地方分権一括法と都市計画制度改革。拡大を管理する制度から、縮小に対応する制度へ公開中
日本全体の土地をどう使うか。いちばん上の段の話です。
全総の70年一全総から第三次国土形成計画、そして国土強靱化へ。五度の全総が何を残し、何を残せなかったか公開中人口減少下の国土マネジメント地域生活圏、産官民連携、データ連携基盤。第三次国土形成計画の論理を追う公開中第三次国土形成計画を、批判的に読む地域生活圏・日本中央回廊・産業再配置。政府のビジョンと日本学術会議の見解を対置する公開中地域公共交通のリ・デザイン悪循環と2024年問題、競争から協調への転換、自動運転・ドローン・MaaSの実装公開中国土の刷新2050年の高齢化率37%、1万人未満の市町村は三分の一へ。国土の管理構想と2033年の土地利用目標公開中見えざる危機が、顕在化するとき八潮市の陥没事故と、インフラ更新の現在地。点検の設計、全国特別重点調査、予算措置公開中国土利用計画法都市・農業・森林・自然公園・自然保全。5地域区分の成り立ちと、いまの役割公開中
2
都市づくりの基本法
キャンバスの上に下書きを描く段。まちづくりの全体設計図です。
都市計画法の全体像都市計画区域、区域区分(線引き)、用途地域、都市施設、地区計画、開発許可。方針から担保措置までを一本の線でつなぐ公開中開発許可の教科書要否・立地・技術基準・手続き。29条ただし書から完了検査まで、十数本にまとめた目次公開中都市計画法34条市街化調整区域で例外が認められる場合。号ごとに、何が建てられるか公開中集落内開発制度34条11号。熊本市の市街化調整区域で、区域指定を使って建てる公開中災害レッドゾーンの開発規制令和4年4月からの厳格化。自己業務用の施設まで原則不許可になった公開中地区計画制度12条の4。方針と地区整備計画の二階建て。条例にして初めて確認の対象になる公開中農地転用4条・5条・3条。三つの条文を、どう使い分けるか公開中農振除外農用地区域から外す手続き。申出先と、六つの要件公開中立地適正化計画制度居住誘導区域と都市機能誘導区域。誘導区域の外で、何が起きるか公開中線引きの見直し区域区分を廃止すると、何が変わるか公開中
3
規制と事業を担う関連法規
下書きに色を塗る段。実際に建物とインフラが形になります。
建築基準法単体規定と集団規定。都市計画法と、どこでつながるか公開中土地区画整理減歩と換地の考え方。誰の土地が、どこへ動くか公開中市街地再開発事業権利変換という仕組み。持っている権利が、床に置き換わる公開中再開発が止まる理由費用と合意の二つの壁。計画が進まなくなるのは、どこか公開中盛土規制法宅地造成及び特定盛土等規制法。区域の指定と、許可の要否公開中景観法ができるまで風致地区の理想から、お願い条例の限界まで。私権と公共の百年公開中景観法と景観行政景観行政団体、景観計画、景観協定。誰が、何を決めるか公開中都市緑地法保全・創出・活用の三つの手段。緑地確保の認定制度まで公開中海外都市の緑化戦略ロンドン、パリ、バルセロナ、シンガポール、ベルリン。何を制度にしたか公開中生産緑地法市街化区域の中の農地。2022年問題のその後公開中道路法上の道路種類・管理者・境界。建築基準法の道路とは別の体系公開中道路事業と街路事業道路法と都市計画法。同じ道路を、二つの仕組みでつくる公開中都市公園法太政官布達からPark-PFIまで。作る段階から、使いこなす段階へ公開中下水道法接続の義務と、排水経路の確認公開中
4
歴史的まちづくり
文化財の保護から、周辺環境と無形の活動まで。
5
脱炭素化のための法制度
2050年に向けた法改正が、まちの形をどう変えるか。
6
人口減少への対応
第三次国土形成計画の具体化。一極集中・人口減少・過疎化に向き合う制度。
空家等対策特別措置法令和5年改正の三つの柱。活用促進区域、管理不全空家、特定空家公開中住宅の基本性能を上げる耐震・省エネ・バリアフリー。既存ストックをどう底上げするか公開中都市のスポンジ化対策低未利用土地の有効活用、空地・空き家の法制度準備中
7
官民連携
行政だけでは維持できなくなった「場」を、誰かが使い続けられる形に置き直す。
8
将来の都市像
計画の言葉が、暮らしの形に変わるところ。
ウォーカブルなまちづくり道路空間を、どう使い直すか。歩行者利便増進道路まで公開中公共交通のDX地方で、何から手をつけるか。MaaSと計画づくりの順序公開中コンパクトシティ理念と目的、富山市の政策、公共交通とパークアンドライド準備中スマートシティスマートタウン、ウーブンシティ、稲毛の取り組み準備中ニュータウン再生山万ユーカリが丘の開発と管理準備中
地域編 ── 熊本のまちづくり
制度の話は、どこかの街で起きたことを通してしか実感になりません。
地央のある熊本を、ひとつの事例として読み解いていきます。
清正の水の設計図白川・坪井川・井芹川の流路を変え、防御・治水・舟運を同時に満たした四百年前の設計公開中グランドデザイン2050熊本の将来像準備中熊本市の都市の歩み都市計画マスタープランと発展の経緯準備中まちなか再生プロジェクト中心市街地ウォーカブルビジョン準備中熊本交通センサスと交通政策都市圏の移動をどう捉えるか準備中TSMCと熊本都市圏半導体がもたらす都市構造の変化準備中空家利活用マネージャー育成講座熊本県の取り組み準備中
「準備中」の項目は、資料が揃いしだい記事にしていきます。
各記事は国土交通省をはじめとする公表資料をもとに構成し、
制度の内容や補助の条件は年度・自治体によって異なるため、実際の検討にあたっては必ず一次資料でご確認ください。
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公共施設の再編や、まちづくりの進め方についてのご相談を承っています。
