建設会社向け 社員研修
自分たちは、
何を作っているのか
まちづくり・都市計画・不動産の知識を、現場で働く方々に。目の前の作業の外側にある枠組みが見えると、いま手がけている工事が地域の中で何をしているのかが分かります。
目の前の作業に追われるのではなく、
自分たちが誇りを持てる仕事をしていると気づいてもらう。
建設の現場は、工期と数量と安全に追われます。日々の作業は、切り出された一区間・一構造物として手元にやってきます。ところがその一区間は、必ず何かの計画の一部です。誰かが土地を調べ、線を引き、順番を決めて、そこに至っています。
その上流にあるものを知っているかどうかで、同じ作業の見え方が変わります。自分が据えたものが、この先どれだけの間、誰の暮らしを支えるのか。その見通しは、若手の定着にも、施主との会話にも、採用の場面にも効いてきます。
標準の一本は、五章です。
第一回は全社員の皆さまに同じ話を聞いていただく形をお勧めしています。共通の土台ができてからのほうが、次に絞った話が効くためです。制度の解説では終わらせず、御社の営業エリアという具体的な土地の話として組み立てます。
標準の一本(全社員向け)約九十分・五章+質疑応答
| 一 15分 | いま手がけている工事は、どんな計画の中にあるか 総合計画、都市計画マスタープラン、整備計画、年度の予算。発注者がなぜその工事を、その年に、その場所で出したのか。 |
|---|---|
| 二 25分 | 熊本のまちは、どう作られてきたか 加藤清正の治水と白川、城下の町割り。戦後の区画整理と市街地の広がり。熊本地震からの復旧と復興。 |
| 三 20分 | 地元の土木 ── 残った構造物が語るもの 御社の営業エリアに残る橋、水路、道路。誰が、何のために造り、いまも何を支えているのか。 |
| 四 20分 | 土地の決まりごと ── 農地・開発許可・都市計画 なぜこの土地には建てられないのか。農業振興地域と農地転用、開発許可、都市計画区域。 |
| 五 10分 | これから ── 人口が減る時代の維持管理 新しく造る仕事から、直して使い続ける仕事へ。点検、長寿命化、災害復旧。 |
| 質疑 10分 | その場で出た疑問にお答えします。持ち帰って調べる必要があるものは、後日お送りします。 |
五章で持ち帰っていただくもの研修の目的を、章ごとに一行で
| 一 | 目の前の工事の「上流」を、自分の言葉で説明できるようになる |
|---|---|
| 二 | いま見ている風景に、作った人の判断が読めるようになる |
| 三 | 自分たちの仕事が持つ時間の長さを、地元の実物で受け取る |
| 四 | 施主からの相談に「それは先に確認が要る」と言えるようになる |
| 五 | 自分の仕事の続き方を、具体的な形で考える材料を持つ |
教材は、御社の土地のものを使います。
一般論の資料を持ち込んでも、聞き手の中で自分の仕事とつながりません。事前の打ち合わせで伺った内容をもとに、次の四つを組み合わせて資料を作ります。
熊本のまちの成り立ち
清正の治水と白川、城下の町割り、戦後の区画整理、震災からの復興。まちの形には、そのときどきの土木の判断が残っています。
地元に残る土木構造物
営業エリアにある橋、水路、道路。誰が、何のために、いつ造ったか。百年以上前の構造物がいまも使われている例は、熊本には多くあります。
自社エリアの土地の決まりごと
農業振興地域、農地転用、開発許可、都市計画区域。どこに何が建てられるのか。区域の外が広い地域では、何がかかり、何がかからないのか。
御社が手がけた工事
事前の打ち合わせで伺い、差し支えのない範囲で教材に組み込みます。自分たちが施工したものが題材になると、話は一気に近くなります。
二回目以降は、聞き手を絞れます。
同じ土台の上で、四つの切り口に組み替えられます。どれか一つだけを単独で行うこともできます。
職人・技術者
いま自分が据えている構造物が、地図と台帳のどこに載るのか。図面の向こう側にある土地の履歴。
現場代理人・監督
発注者側の論理 ── 計画、年度、工事成績。提出書類が何のためにあるのかを、制度の側から説明します。
経営者・幹部
格付と入札の制度を、発注する側の論理から見る。自社がいまどこに位置し、次に何が要るのか。
採用対象の学生
この地域で土木の会社に入るとはどういうことか。まちの成り立ちから逆算して仕事を説明します。
制度を「使う側」ではなく、
「動かす側」にいた立場から。
許可、経営事項審査、入札参加資格といった手続きそのもののご依頼は、行政書士 村上事務所(熊本市東区)が承っています。研修と実務で、窓口を分けています。
建設会社での実施実績があります。
「熊本のまちがどう作られてきたか」を主題とした研修は、講師の豊永が建設会社ですでに実施しています。標準の五章は、そのときの内容を土台に組み直したものです。
実施先の社名は伏せています。どのような構成で行ったかは、差し支えのない範囲でお伝えできます。
進め方
事前の打ち合わせ
六十分ほどお時間をいただきます。何を持ち帰っていただきたいか、聞き手の構成、力を入れてこられた工種を伺います。
資料の作成
伺った内容をもとに、御社の施工実績や営業エリアの事例を教材に組み込みます。
実施
御社の会議室で、投影しながら進めます。所要は約九十分。休憩を挟んで二コマに分けることもできます。
資料のお渡し
当日の投影資料を、印刷とデータでお渡しします。社内で繰り返しお使いいただいて構いません。
ご依頼の前に、よくいただくご質問。
Q何人くらいから頼めますか。
人数の下限は設けていません。全社員の皆さまでも、若手だけでも構いません。投影が見える広さであれば、人数の上限もありません。
Q会場はどうすればよいですか。
御社の会議室で行います。プロジェクターまたは大型モニターをお借りします。ご用意が難しい場合はご相談ください。
Qどのくらい前に言えばよいですか。
事前の打ち合わせと資料の作成に時間をいただきます。一か月ほど前にお声がけいただけると、調整しやすくなります。
Q資料はもらえますか。
当日の投影資料を、印刷とデータでお渡しします。社内で繰り返しお使いいただいて構いません。
Q自社の工事を題材にしてもらえますか。
事前の打ち合わせで伺い、差し支えのない範囲で教材に組み込みます。発注者名や金額が分かる形では扱いません。
Q許可や経営事項審査の話もしてもらえますか。
格付や入札の制度を、発注する側の論理から扱います。手続きそのもののご依頼は 行政書士 村上事務所 が承っています。
建設会社向けの社員研修を、
お引き受けしています。
対象の方と所要時間をお聞かせいただければ、構成をお出しします。
株式会社地央(熊本市北区)が承っています。